光がんざき亭

光で演芸のお楽しみを! 生の落語や浪曲、講談、演芸に触れる機会が少ないなら、その機会をつくっちゃお! だって、演芸が好きだから。 ふだんのまちの中に、演芸というお楽しみをみなさまと一緒に作り育ていきたい。 どうぞ光がんざき亭へお運びくださいませ

鈴々舎馬るこ@祝島寄席!盛り上がりました〜

11月8日木曜日、記念すべき第1回 祝島寄席が開催されました。
高座に上がるはわれらが鈴々舎馬るこさん!

昼夜二回の公演、合わせて40人のお客さまが足を運んでくださいました。
たった40人?ということなかれ、祝島の住民は約500人です。


会場は老人いこいの家。
お寺さんでお借りした椅子、
一角をカーテンで仕切ってしつらえた楽屋、
イーゼルを利用しためくり、
開催のもろもろ、会場設営、すべて会場席亭ご夫婦が準備されました。

光がんざき亭もお手伝いします!ということで、
座布団と高座の赤い毛氈持って、伺いました。
もちろん、馬るこさんもご案内!


島に到着後、さっそく馬るこさんには会場を見ていただいて、
これならマイクなしでOKということに。
出囃しCDをデッキにセットして、音響もOK。
準備万端!


昼の部は14時から・・・
おばあちゃんたちの手押し車で入口付近は混雑するか!?と心配されましたが、
大丈夫、混乱なく、きれいに駐車?されてました。


夜の部は19時から
昼間は学校だった子どもたちも、仕事だった若者も集まって、にぎやかに。
「若者は前に座りぃ」と促すおばちゃんに、
後ろに座ってたおばちゃんが「じゃ、私も」と腰をあげたりして
始まる前から笑いがおきてました。


演目は
昼の部

 幇間腹
 真田小僧
  (お仲入り)
 目黒の秋刀魚


夜の部

 東北の宿
 夢八
  (お仲入り)
 金明竹


「目黒の秋刀魚」
まくらで、「桜鯛」を話されたのですが、
これには席亭の奥様ひとりでくすくすだったそうです。
というのは、晩ご飯のおかずに「鯛」をご準備だったから!
(しまった〜写真撮らなかった〜)
もちろん、一箸つけて「代わりをもて」言いましたよ〜


金明竹
後半、馬るこさんが高座に上がる際に客席から「日本一!」と良い声の
お声かけが。

「日本一の噺家、鈴々舎馬るこです」と受けて話しはじめたのが、『金明竹
言い立てのたびに、拍手喝采!
笑いたっぷりのなかで、きっちり“聴かせる噺”を聴かせてもらいました。


初めて生で落語を聴いたというお客さまが多かったようですが、
落語って面白い!楽しい!と思ってもらえたようで、
落語ファン、馬るこファンが増えた! かな??


今回のふるさとツアーでは
光市内の自治会館を会場にした落語会も行われました。
その会の席亭さんは「いつか落語会を開いてみたい」と思っていらしたそうで、
前回の光がんざき亭でお配りした「馬るこ@祝島寄席決定」のチラシを見て、
馬るこさんにさっそくメール!で、実現、開催されました。

それもこれも馬るこさんがフットワーク軽く、ふるさとツアーを企画されているからです。
身近で楽しむからこそ、お楽しみも倍増の馬るこ落語
今度はどこで聴けますか。

またご一緒に楽しみましょう!