光がんざき亭其の15 笑福亭喬若落語会
今回は初めてネタ出ししています。
演目は『七度狐』、他お楽しみです。
ネタ出しとは演目を事前告知することで、光がんざき亭では初めての試みです。
いつもは出演の落語家さんにすべてお任せしています。
落語家さんはその時の反応をみながら、演目を選びます。
寄席ではほとんどの場合、ネタ出ししていません。だから、なにが聴けるかわくわくします。
一方、ホール落語と呼ばれる落語会では、ネタ出ししている場合が多いです。
だれがなにを演じるか、あらかじめ告知してあるので、お目当てを選んで聴きに行くことができます。ホール落語はじっくり落語を聴くことを主な目的にしているため、ネタ出ししているのだと思います。
また、上方の落語会では、多くの場合、ネタ出しで行われています。それはなぜなのか?
今度喬若さんに教えてもらおうと思います。
ともかく、今回はその上方の落語会に倣って、
ネタ出しをしてみました。
『七度狐』ひちどきつねと読みます。
この噺には狐が出てきます。
落語の魅力の一つは、狐や狸が当たり前に登場して、 活躍するところだと思います。
人間同士がわーわー言ってるところへ突如狐が現れても、違和感が、、、
ないんですよ、ちっとも。
だから楽しい!
今回、喬若さんにお願いしました『七度狐』はその名の通り狐が登場して騒動を巻き起こします。
上方落語ではおなじみの登場人物、喜六と清八がお伊勢詣りの帰り道、ふとしたことで狐の恨みをかってしまい、、、、
続きは
4月10日日曜日の光がんざき亭で!