8月5日土曜日に開催いたしました光がんざき亭其の19 旅成金in 光 にお運びいただき、ありがとうございます
無事終演いたしました。
今をときめくお三人、それぞれの魅力たっぷり、ご堪能いただけたことと思います。
秘密結社のような会場ならではの一体感!大きいことを言うようですが、ここだけと自負しております。
お客さまあってこそ、演者さまあってこそ、楽しい時間をご一緒いたしました。
会場であるBe st.のみなさま、ありがとうございます。
開演前、講談で使う釈台を置いて、マイクチェックもいたしました。
一目上がり 小痴楽
おちよさん 鯉八
お仲入り
扇の的 松之丞
佐々木政談 小痴楽
今をときめく二つ目ユニット「成金」
初御来“光”
ほんとにお三人とも、初の光市、もちろん初の山口県での公演でした
今回は早々に予定枚数に達し、大入り満員札止めとなりました。
当日券はお出しできない状況でした。
光がんざき亭2度目の札止め
お客様をはじめ、演者さま、Be st.のみなさまにも大入り袋をお配りいたしました。
(後日、お世話になっている各所のみなさまにもお礼かたがた、お届けしました。)
大入袋の中身には御縁を大切にと「五円玉」を入れるそうですが、この頃は50円玉なのだとか。
光がんざき亭では、飴ちゃんを。
カンロ飴でおなじみのカンロの飴ちゃんいろいろ。
今回は初めての三人会でした。
楽屋が狭いのは事前にご説明済み。
開演前に外に出ていらした演者の方と偶然にもお出会いして、言葉を交わされたお客さまもいらっしゃいました。
それもがんざき亭の狭さゆえの幸運!?
また、講談の口演も初めてでした。
ですから、初めて松之丞さんを、
また、初めて講談を聴くというお客さまも多かったのですが、
さすがは講談界の風雲児と呼び声高い松之丞さん、
「いかに講談はわかりにくいか」を解説しながら、ぐいぐい話に引き込んでいきます。
多くのお客さまが、背もたれから背中を離して聴き入っていました。
古典落語の小痴楽さん
ほんとにおしゃれさん。素敵なお着物をびしっと着こなしていらして、惚れぼれしました。
今どきの若者らしくほっそいのに、着物がぴたっと、帯がきりっと決まってます。
もちろん、着物だけほめるつもりはありません。
でも、「着物がキマってる噺家は上手い」という私の独断的持論からいって、合格点!
着物がぐずぐずだと本人も気になって、おちつかない。
観客も気になって集中できない。だから・・・
小痴楽さんの、落語の登場人物が活きいきと浮かび上がる口演は、とても心地良いものです。
新作落語の鯉ハさん
独特の間合いに、唯一無二の感性で選ばれた言葉で織りなす落語は、
一席だけでも十分魅力的。
でも、他の噺も聴きたくなっちゃいます。
きっとほかの噺はほかの魅力が詰まっていて、新作だけに聴いたことのない世界が広がっていそうで、
たっぷり鯉ハワールドに浸ってみたいですね。
今をときめくお三人ですから、
遠方からのお客さまも多くいらっしゃいました。
広島、岩国、下関…
中にはおっかけのお客さまも。
人気に高さを実感しました。
今回の公演は松之丞さんのつぶやき=ツイッターがきっかけになって、実現しました。
ツイッター繋がりでの開催も初めてです。
また、お客さまの中にもツイッターで見て、
今回初めて、光がんざき亭にお運びいただいた方もいらっしゃいました。
ツイッターで演者のお三人とがんざき亭とが、
また同時にがんざき亭とお客さまが繋がり、
そして、がんざき亭でお三人とお客さまが繋がり、
楽しいひと時を過ごして…
なんてしあわせなことでしょうか。
ツイッターという今どきならではの手段で、
ますますお楽しみは広がります。
またご一緒に落語を、講談を楽しみましょう〜