光がんざき亭

光で演芸のお楽しみを! 生の落語や浪曲、講談、演芸に触れる機会が少ないなら、その機会をつくっちゃお! だって、演芸が好きだから。 ふだんのまちの中に、演芸というお楽しみをみなさまと一緒に作り育ていきたい。 どうぞ光がんざき亭へお運びくださいませ

光がんざき亭其の23はネタ出しで開催

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聴いてほしい演目があります。それがこれ。

浪曲と講談で明治150年 玉川奈々福・神田松之丞二人会。

浪曲 は『英国密航』、講談 は『青龍刀権次』

チケットあります。ぴあでも取り扱ってます(^o^)/



光がんざき亭では、いつもはネタ出しで開催していません。それはその時その時のお客様の雰囲気や反応を察知して、演者の方がその場でネタを選ばれる、一期一会を楽しんでいただきたいからです。


でも、あえて聴いてほしい演目があれば、今回のように「ネタ出し」で開催します。




今回は「浪曲と講談で明治150年」とサブタイトルをつけました。

今年は明治という時代が始まって150年目に当たります。


江戸時代から明治時代へ変わるその頃の人たちは

どのように変化する時代を生きていたのでしょう。

なにを感じ、どんなふうに思い、どう行動してのか。


150年前というと、遠い昔のことのように感じられますが、

実は平成30年の今と地続きです。


なにか時代の雰囲気や人の熱気が感じられるものはないかな?

演芸でそれを味合うことができたら、、、

そう考えて思いついたのが、今回の企画です。


では、誰がなにを???


浪曲の『英国密航』は155年前、伊藤博文をはじめとする長州の若者5人が密かにイギリスへと渡る物語です。

5年前に国本武春さんに公演していただいた演目でもあります。

奈々福さんの『英国密航』は武春さんをはじめ今までの諸先人方の演じ方に、

独自の工夫を加えて、わかりやすくておもしろく演じられます。


光市は英国密航の主人公、伊藤博文公の出生の地です。

明治150年の記念の年に、この演目を奈々福さんに演じていただきたい。

再び聴いてもらいたい、聴かせてほしい。


奈々福さんにお話ししたところ、即御快諾。

曲師は沢村豊子師匠で、とおっしゃってくださいました。


浪曲の重要な要素が三味線!

前回の武春さんの時も豊子師匠でした。

(昨年、奈々福さんの公演も豊子師匠でしたから、光市でがんざき亭が関わった浪曲の会はすべて、豊子師匠が曲師です。)


豊子師匠が演者の左顔を見つめて三味線を弾く姿、奏でられる音、発せられる合いの手、すべてがスリリングで印象的です。


今回の公演でも、お二人の火花が散るような競演を見ることができるかと思うと、わくわくします。


一方の講談は『青龍刀権次』幕末から明治にかけて数奇な運命に翻弄される男、権次の物語です。

演者の神田松之丞さんは昨年、『旅成金』でがんざき亭の高座に上がっていただきました。


今回の公演は、この日があったからこそ実現したと言えます。

無事公演が終わった後の打ち上げで、演芸で明治時代を感じてもらうという企画を

松之丞さんにいたしましたところ、

「『青龍刀権次』というおもしろい演目がありますよ」とご提案いただきました。

その一言で、決定!

すぐさま「浪曲と講談で明治150年」とサブタイトルも思いつきました。


演目と演者が決まり、では、

いつ開催するのか、できるのか?


昨年からこっち、松之丞さんのご活躍ぶりが目覚ましくて、

はらはらでしたが、9月2日日曜日、

すべて(演者、会場、企画者光がんざき亭)の都合がつく奇跡(!?)一日に恵まれました。



今回はネタ出しとはいえ、

どんな高座が見られるか、聴けるかは、

その時その場にいないとわかりません、

知る由もありません。


とにもかくにも、この日が限り。

しかも、地方でお二人の共演を観る機会は少ない。

光市で、この二人会を観た!ということは、後々自慢できると世話人一同自負しています。


一期一会の共演を、どうぞお見逃しなきよう


ご都合のつく方はぜひ

ご都合のつきそうな方はぜひとも!



肝心のチケットはまだございます。

光市内は、会場の光市民ホール

いつもの、コーヒーボーイ光店、虹の文具館にお預けしてます。


今回はチケットぴあでもお取り扱いしています。

http://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1819647&rlsCd=001&lotRlsCd=




メールでも承ります。

枚数とお名前、ご住所をお知らせください。その際、メールのタイトルは

「チケットの件」としてください。


hikariganzakitei@gmail.com



お運びのほど、世話人一同お待ちいたしております