聴いてほしい演目があります。それがこれ。
浪曲 は『英国密航』、講談 は『青龍刀権次』
チケットあります。ぴあでも取り扱ってます(^o^)/
光がんざき亭では、いつもはネタ出しで開催していません。それはその時その時のお客様の雰囲気や反応を察知して、演者の方がその場でネタを選ばれる、一期一会を楽しんでいただきたいからです。
でも、あえて聴いてほしい演目があれば、今回のように「ネタ出し」で開催します。
今回は「浪曲と講談で明治150年」とサブタイトルをつけました。
今年は明治という時代が始まって150年目に当たります。
江戸時代から明治時代へ変わるその頃の人たちは
どのように変化する時代を生きていたのでしょう。
なにを感じ、どんなふうに思い、どう行動してのか。
150年前というと、遠い昔のことのように感じられますが、
実は平成30年の今と地続きです。
なにか時代の雰囲気や人の熱気が感じられるものはないかな?
演芸でそれを味合うことができたら、、、
そう考えて思いついたのが、今回の企画です。
では、誰がなにを???
浪曲の『英国密航』は155年前、伊藤博文をはじめとする長州の若者5人が密かにイギリスへと渡る物語です。
5年前に国本武春さんに公演していただいた演目でもあります。
奈々福さんの『英国密航』は武春さんをはじめ今までの諸先人方の演じ方に、
独自の工夫を加えて、わかりやすくておもしろく演じられます。
光市は英国密航の主人公、伊藤博文公の出生の地です。
明治150年の記念の年に、この演目を奈々福さんに演じていただきたい。
再び聴いてもらいたい、聴かせてほしい。
奈々福さんにお話ししたところ、即御快諾。
曲師は沢村豊子師匠で、とおっしゃってくださいました。
浪曲の重要な要素が三味線!
前回の武春さんの時も豊子師匠でした。
(昨年、奈々福さんの公演も豊子師匠でしたから、光市でがんざき亭が関わった浪曲の会はすべて、豊子師匠が曲師です。)
豊子師匠が演者の左顔を見つめて三味線を弾く姿、奏でられる音、発せられる合いの手、すべてがスリリングで印象的です。
今回の公演でも、お二人の火花が散るような競演を見ることができるかと思うと、わくわくします。
一方の講談は『青龍刀権次』幕末から明治にかけて数奇な運命に翻弄される男、権次の物語です。
演者の神田松之丞さんは昨年、『旅成金』でがんざき亭の高座に上がっていただきました。
今回の公演は、この日があったからこそ実現したと言えます。
無事公演が終わった後の打ち上げで、演芸で明治時代を感じてもらうという企画を
松之丞さんにいたしましたところ、
「『青龍刀権次』というおもしろい演目がありますよ」とご提案いただきました。
その一言で、決定!
すぐさま「浪曲と講談で明治150年」とサブタイトルも思いつきました。
演目と演者が決まり、では、
いつ開催するのか、できるのか?
昨年からこっち、松之丞さんのご活躍ぶりが目覚ましくて、
はらはらでしたが、9月2日日曜日、
すべて(演者、会場、企画者光がんざき亭)の都合がつく奇跡(!?)一日に恵まれました。
今回はネタ出しとはいえ、
どんな高座が見られるか、聴けるかは、
その時その場にいないとわかりません、
知る由もありません。
とにもかくにも、この日が限り。
しかも、地方でお二人の共演を観る機会は少ない。
光市で、この二人会を観た!ということは、後々自慢できると世話人一同自負しています。
一期一会の共演を、どうぞお見逃しなきよう
ご都合のつく方はぜひ
ご都合のつきそうな方はぜひとも!
肝心のチケットはまだございます。
光市内は、会場の光市民ホール
いつもの、コーヒーボーイ光店、虹の文具館にお預けしてます。
今回はチケットぴあでもお取り扱いしています。
http://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1819647&rlsCd=001&lotRlsCd=
メールでも承ります。
枚数とお名前、ご住所をお知らせください。その際、メールのタイトルは
「チケットの件」としてください。
hikariganzakitei@gmail.com
お運びのほど、世話人一同お待ちいたしております