光がんざき亭

光で演芸のお楽しみを! 生の落語や浪曲、講談、演芸に触れる機会が少ないなら、その機会をつくっちゃお! だって、演芸が好きだから。 ふだんのまちの中に、演芸というお楽しみをみなさまと一緒に作り育ていきたい。 どうぞ光がんざき亭へお運びくださいませ

太神楽?どう読むの?

しまった(>_<) 読み方をふっておけば、よかった〜すみませんm(_ _)m

 

太神楽は、だいかぐらと読みます。

広辞苑』によりますと

① 伊勢神宮に奉納する神楽。

② 雑芸の一種。獅子舞のほか、品玉(しなだま)・皿回しなどの曲芸を演ずるもの。1から出た。

とあります。

さらに『現代落語辞典』を紐解きますと、

「寄席の典型的な色物の一つ。獅子舞の演技の一つが変化し発展して大道芸に残ったものが、明治期に寄席にはいり、人気を得るようになったといわれている。(略)」

 

また、一般的でない言葉が・・・色物、「いろもの」と読みます。

色物とは

「落語講談以外の寄席の演芸は赤い字で書かれるところから、太神楽、曲芸、奇術、漫才、紙切、音曲、曲独楽などを総称したことば。」(『現代落語辞典』)

寄席には出演者の名前を書いた看板が掲げてあります。その名前は、落語講談が黒い字で、その他の演芸が赤い字で書かれています。寄席では落語や講談の語り芸と、その他の演芸=色物で楽しませてもらえます。


今回の光がんざき亭は、落語家さんと色物さんが出演ですから、

ミニ寄席!?なんです。

光がんざき亭としては初めて太神楽の公演です。

少しでも寄席の雰囲気を味わってもらえたらと思っています。




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鏡味仙志郎さん

回しているのは、和傘。和傘がいいんです。和傘でないと具合が悪いんです。

その和傘の上で回しているのは、升。升が回って、ますます繁盛!

回っているとき、くるくる回る升に目が行ってしまいますが、耳も澄ましてみてくださいね~和傘でないと具合が悪いというのが聞き取れると思います。

 

 

ところで、

歌奴師匠は、光市へは3度目のご来演です。

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1度目は2013年に光がんざき亭へ、兄弟子の三遊亭歌武蔵師匠と一緒に、

2度目は2016年におてらでらくごへ、太神楽の翁家和助さんと一緒に、

そして、3度目、2019年2月24日光がんざき亭へ、太神楽の鏡味仙志郎さんと一緒に。

 

歌奴師匠は太神楽の方といらっしゃった折には「茶番」をご披露してくださいます。

茶番(ちゃばん)とは、茶番劇の茶番。

先ほどからの参考文献『現代落語辞典』によりますと、

「茶番狂言のこと。二人または三人が掛合いで演ずる滑稽芝居(略)」と説明してあります。

演ずるのは歌舞伎の一場面などで、面白おかしくパロディで演じられます。

 

「おてらでらくご」のときは、忠臣蔵の五段目、山崎街道の場面でした。

歌奴さんと仙志郎さんのお二人はよくご一緒に公演されているそうなので、息の合った掛け合いがみられるのでは、と期待しています。

もちろん、茶番も光がんざき亭では初登場!


いつもそうですが、

今回は特に!始まるまでどんな高座になるのかはわかりません。

でも、きっと楽しい高座になること、間違いないです!

どうぞお楽しみに(^o^)


チケットはコーヒーボーイ光店と、虹の文具館にて販売中。

メールでご予約も承り中です。


hikariganzakitei@gmail.com


件名に「チケットの件」と入れて、枚数、お名前、ご住所をお知らせください。


お運びお待ちいたしております。

 

 

追伸 『現代落語辞典』はちなみに、昭和52年発行。まったく「現代」ではないのでした〜